- 2026年9月3日
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2026年9月4日、新しいブリヂストン アイアン「B-FORGED 100CB」と「B-FORGED 200CB+」が発売されました。
どちらもシャープなツアー系アイアンですが、見た目が近いため「自分にはどっちが合うの?」と迷いやすい2モデルです。

100CBと200CB+は、実際に打つと何が違う? 自分にはどちらが合う?
今回は両モデルの7番アイアンをSRIXON Z-STARで各3球ずつ試打し、GCQuadで計測しました。
キャリーはどちらも155ydでしたが、100CBのスピン量は200CB+より708rpm多い結果です。
スピンと距離のコントロールを優先するなら100CB、ミスへの強さとのバランスを求めるなら200CB+が選びやすいでしょう。
この記事では、人気アスリートモデルのSRIXON ZXi7とも比較しながら、実測値と打った印象の両方から違いを解説します。
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この記事の結論
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| 選ぶ基準 | おすすめモデル | 理由 |
|---|---|---|
| スピンと縦距離を重視 | B-FORGED 100CB | 今回の試打では、同じキャリーでもスピン量が多かった |
| 操作性とやさしさのバランス | B-FORGED 200CB+ | 100CBよりヘッドに安心感があり、ミスへの強さも感じられた |
| 打感を最優先 | B-FORGED 100CB | 筆者にとって過去最高クラスの打感だった |
| 初めてアスリート系に挑戦 | B-FORGED 200CB+ | シャープさを残しながら、構えたときの安心感がある |
100CBは「難しいから飛ばないアイアン」というより、飛距離よりもスピンと距離のコントロールを優先したアイアンと考えると分かりやすいです。
200CB+は、大型のやさしいアイアンほどオートマチックではありません。
それでも、アスリート系らしい構えやすさを残しながら、100CBより安心して使いやすいモデルです。
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| 比較項目 | B-FORGED 100CB | B-FORGED 200CB+ |
|---|---|---|
| 発売日 | 2026年9月4日 | 2026年9月4日 |
| 7番ロフト | 32° | 31° |
| ヘッドの見え方 | 小ぶりでシャープ | セミラージで少し安心感がある |
| ヘッド素材 | 軟鉄(S20C) | #4・#5:軟鉄(S20C)+タングステン #6〜PW:軟鉄(S20C) |
| 構造・製法 | #4〜#9:鍛造 PW:鍛造+レーザー加工 |
リブ+インナーポケット構造 #4〜#9:鍛造+CNC加工 PW:鍛造+CNC加工+レーザー加工 |
| モデルの方向性 | 打感・操作性・スピンコントロール重視 | 操作性とミスへの強さのバランス重視 |
| 詳しく見る | 100CBの評価へ | 200CB+の評価へ |

試打時に撮影したB-FORGED 100CBアイアンです。
実物のヘッド形状やバックフェースの仕上げが分かります。

こちらはB-FORGED 200CB+アイアンです。
バックフェースではほとんど違いがわかりませんね(笑)
100CBは、打点部分を厚くした無垢の軟鉄鍛造キャビティです。
小ぶりなヘッドで、狙った距離や球筋を打ち分けたい人を中心に考えられています。
200CB+は、100CBより少し大きめのヘッドです。
内部に空間を設けた「リブ+インナーポケット構造」を採用し、その開口部は前モデルより20%強広げられています。
見た目を大きく崩さず、打点が少しずれたときの強さを足したモデルです。
両モデルには「バイティングフェース for IRON」と「Neoツアーコンタクトソール」が採用されています。
難しい名称ですが、簡単にいえば、スピンを安定させやすく、地面に刺さりすぎず抜けやすくするための設計です。
メーカーは100CBと200CB+を混ぜたコンボセットも想定しています。
ロングアイアンは200CB+、ショートアイアンは100CBという組み方も候補になります。
新しいB-FORGEDの設計を詳しく確認
ゴルフ5の特集ページで進化したポイントを確認できます
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今回の試打条件は次のとおりです。

試打ではSRIXON Z-STARを使用しました。
レンジボールではなく、実際のコースでも使われるボールで条件をそろえています。
ボールによって弾道やスピン量は変わります。
ボール選びも見直したい方は、初中級者におすすめのゴルフボール5選も参考にしてください。

B-FORGEDの2モデルには、N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 DUAL FLOWが装着されていました。
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| 計測項目 | 200CB+ | 100CB | ZXi7 |
|---|---|---|---|
| ヘッドスピード | 38.0m/s | 38.9m/s | 40.0m/s |
| ボールスピード | 50.3m/s | 50.8m/s | 50.5m/s |
| ミート率 | 1.32 | 1.31 | 1.26 |
| 打ち出し角 | 15.9° | 15.6° | 16.2° |
| バックスピン量 | 6,087rpm | 6,795rpm | 5,818rpm |
| 最高到達点 | 25yd | 25yd | 25yd |
| 落下角 | 42° | 43° | 42° |
| キャリー | 155yd | 155yd | 157yd |
| トータル | 168yd | 166yd | 169yd |

GCQuadの実測画面では、🟦が200CB+、🟥が100CBです。
それぞれ3球ずつのデータを表示しています。
100CBと200CB+は、ボールスピード、打ち出し角、最高到達点、キャリーがかなり近い結果でした。
どちらも最高到達点は25yd、キャリーは155ydです。
一方で、バックスピン量にははっきり差が出ています。
落下角にも1°差があり、今回の試打では100CBのほうがグリーンへ少し角度をつけて落ちる弾道になりました。
落下角とは、ボールがグリーンへ落ちてくる角度です。
一般に角度が大きいほど着地後に前へ進みにくくなりますが、実際の止まり方はスピン量、グリーンの硬さ、傾斜、風などにも左右されます。

弾道比較画面も、青が200CB+、赤が100CBです。
弾道をそろえるため、全体的にフェードをイメージして打っています。
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| モデル | 7番ロフト | スピン量 | キャリー | 落下角 |
|---|---|---|---|---|
| B-FORGED 100CB | 32° | 6,795rpm | 155yd | 43° |
| B-FORGED 200CB+ | 31° | 6,087rpm | 155yd | 42° |
| 差 | 1° | 708rpm | 0yd | 1° |
飛距離は同じでも、100CBのほうが708rpm多くスピンが入りました。
100CBは「飛ばない」のではなく、「同じ距離を、より多いスピンで運べた」と見るのがポイントです。
ただし、708rpmの差をすべてヘッド性能によるものとは断定できません。
100CBは32°、200CB+は31°で、100CBのほうがロフトが1°寝ています。
さらに、平均ヘッドスピードは100CBが38.9m/s、200CB+が38.0m/sでした。
3球ずつの試打では、入射角、打点、フェース向きなどのわずかな違いも数値へ影響します。
そのため、正確なまとめは「今回の試打では、100CBのほうが明確にスピンが入りやすい結果になった」です。
ロフト1°の差に加え、100CBのヘッド設計や実際のインパクト条件も重なった可能性があります。
200CB+も6,087rpm出ており、単純な低スピン系ではありません。
適度なスピンを確保しながら、100CBよりミスへの強さを持たせたバランス型と整理できます。
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| 計測項目 | B-FORGED 100CB | SRIXON ZXi7 | 差 |
|---|---|---|---|
| 打ち出し角 | 15.6° | 16.2° | 100CBが0.6°低い |
| バックスピン量 | 6,795rpm | 5,818rpm | 100CBが977rpm多い |
| 最高到達点 | 25yd | 25yd | 0yd |
| キャリー | 155yd | 157yd | ZXi7が2yd長い |
| 落下角 | 43° | 42° | 100CBが1°大きい |
同じ32°でも、今回の比較では100CBのスピン量が977rpm多くなりました。
約1,000rpmの差です。
100CBの打ち出し角はZXi7より0.6°低い一方、最高到達点は同じ25ydで、落下角は1°大きくなりました。
今回の100CBは、ただ高く打ち出すのではなく、しっかりスピンを入れて弾道を作りやすい傾向が出ています。
比較時の注意:100CBは「N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 DUAL FLOW」、ZXi7は通常の「N.S.PRO MODUS3 TOUR 105」です。
ヘッドスピードも同一ではないため、約1,000rpmの差をヘッド単体の性能差とは断定できません。
ZXi7が劣っているのではなく、今回の組み合わせと打ち方では弾道の作られ方が違ったと考えるのが適切です。
100CBは、小ぶりなツアー系アイアンらしい見た目ですが、構えたときに変なクセがありません。
ターゲットへフェースを合わせやすく、すっきり構えられました。
打感はかなりやわらかく、筆者がこれまで打ってきたアイアンのなかでも過去最高クラスです。
芯を少し外してもヘッドが大きくブレにくく、打感も急に硬くなりませんでした。
つかまりは適度に良好です。
フェードをイメージして打った今回の試打では、200CB+とサイドスピンの傾向はほぼ変わりませんでした。

200CB+は100CBより大きめで、構えた瞬間の安心感はこちらが上でした。
アスリート系アイアンへ初めて挑戦する人も、200CB+のほうが入りやすいと思います。
打感は200CB+もやわらかく、芯を外したときにヘッドがブレにくい点も好印象でした。
つかまりも適度で、フェードをイメージしたときのサイドスピンは100CBとほぼ変わりません。
操作性についても、今回の試打では100CBと大きな差を感じませんでした。
200CB+は100CBの機能性を残しながら、アマチュアにも使いやすくしたモデルという印象です。

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| 評価項目 | B-FORGED 100CB | B-FORGED 200CB+ | 評価理由 |
|---|---|---|---|
| 構えやすさ | 9.5/10 | 9.0/10 | 100CBはクセがなくシャープ。200CB+は大きめで安心感がある |
| 打感 | 10.0/10 | 9.5/10 | 両方やわらかい。特に100CBは筆者にとって過去最高クラス |
| ミスへの強さ | 9.0/10 | 9.5/10 | 両方とも芯を外してもブレにくい。より安心感があるのは200CB+ |
| 操作性 | 9.0/10 | 9.0/10 | 今回の試打では大きな差を感じなかった |
| スピン・狙いやすさ | 9.5/10 | 8.5/10 | 100CBは同じキャリーで708rpm多く、計測値上は止めやすい傾向 |
| 飛距離性能 | 8.5/10 | 9.0/10 | キャリーは同じ。200CB+はトータルが2yd長かった |
| 総合評価 | 9.5/10 | 9.3/10 | 100CBは打感とスピン、200CB+は完成度とやさしさを高く評価 |
点数は、万人に当てはまる絶対評価ではなく、今回の試打者から提供された感想と実測値をもとに整理した2モデル間の相対評価です。
「スピン・狙いやすさ」はGCQuadの計測値に基づき、コース上の止まり方は検証していません。
今回は間違いなく「買い」でしょう。
なかでも100CBは、打感とスピン性能を考えると「名器入り確実」と言いたくなる完成度でした。
選ぶポイントは、操作性の差よりも、200CB+のミスへの強さを取るか、100CBのスピンを入れてグリーンを狙いやすい強みを取るかです。
100CBと200CB+は、今回のように同じ「MODUS3 TOUR 105 DUAL FLOW」で比較すると違いを判断しやすくなります。
できれば普段使うボールも持ち込み、キャリーだけでなく、スピン量、落下角、左右のばらつきも確認してください。
どちらか一方に統一する必要はありません。
ミスへの強さが欲しいロングアイアンを200CB+、距離を細かく打ち分けたいショートアイアンを100CBにするコンボも選択肢です。
番手の切り替え位置は、飛距離のつながりを見て決めましょう。
今回の試打では、100CBと200CB+の違いは飛距離よりスピン量に表れました。
飛ぶほうを選ぶというより、スピンを入れて距離をコントロールしたいか、少しミスに強いヘッドで安定して運びたいかで選ぶのがおすすめです。
100CBは、難しいから飛ばないのではありません。
飛距離よりスピンと距離のコントロールを優先したアイアンです。
200CB+は、その考え方を残しながら、もう少しやさしく使えるようにしたモデルと考えると選びやすいでしょう。
最終的には、同じシャフト、同じボールで試打し、平均キャリーだけでなく、ミスした球を含めたばらつきも確認してください。